Rekisa version 0.25.005

変更点は

  • 自動再読込
  • 相違点検索の機能強化
  • 差分ファイル出力
  • 再読込周りのバグ修正

「自動再読込」はRekisaのウインドウがアクティブ化した際に、ファイルの更新チェックを行い、更新されていたら自動的に再読込を行う機能。デフォルトでは無効で、設定画面の「データ管理」タブで「ファイル更新時の自動再読込」にチェックを付ける事で有効になる。

「相違点検索の機能強化」。以前の相違点検索(次/前の相違文字に移動、次/前の相違行に移動)では、左右両方の相違点を検索していたが、設定メニューから「左のみを検索」、「右のみを検索」、「以前と同様、両方を検索」の3つから動作が選べるようになった。

この2つは日本語訳の更新を行う為に付けた機能だ。日本語訳の更新を行う場合

[旧訳文] [旧英文] [新英文] [これから作る新訳文]

のようにRekisaで4つのファイルを並べて作業を行っている。作業中には「旧英文」と「新英文」の相違点検索を行いたいが、以前のバージョンでは他のファイルとの相違点まで引っかかってしまい、使いにくかった。この点は「相違点検索の機能強化」で改善された。また、「新英文」は頻繁に更新されるが、「自動再読込」機能によって、その更新がすぐに反映されるようになった。

「差分ファイル出力」は掲示板での要望によるものだが・・・ちょっと手抜き気味。凝ればもう少し立派な機能にはなるが、自分で使わない機能だけに、どのくらい凝るべきかがつかめない。時間ができたら

  • 差分データを横に並べる(掲示板の例2)
  • 差分付近の出力行数のカスタマイズ
  • ファイル名、行番号表示行のカスタマイズ
  • 出力文字コードのカスタマイズ
  • 各行に行番号を表示

等の機能をつけるかも・・・。

「再読込周りのバグ修正」は「自動再読込」の実装に伴いポコポコと見つかったバグの修正。